5万円パソコン続々登場=「2台目」需要にらむ
価格5万円前後の超小型パソコンが「予想以上の売れ行き」(大手家電量販店)を見せている。今年に入って海外メーカーが続々と新製品を投入し、持ち運びに適した「2台目」としてユーザーの支持を獲得。これまで慎重だった日本のメーカーも参入する動きを見せており、成熟した国内市場を突き破る大型商品となるか注目を集める。
パソコン世界第2位のデルは5日、同社初の超小型パソコンの販売を開始した。価格は4万9800円。「モバイルパソコンと携帯電話の間のニーズを獲得する」と自信を見せる。
「5万円パソコン」は、インターネット接続や電子メールなどに機能を絞り込むことで低価格を実現。一方でディスプレーが7~8.9型、重量1キロ程度と気軽に持ち運べる利便性が特徴だ。
(2008/09/05-20:11) 時事ドットコム
火をつけたのは
以前ログったEee PCでしょうねぇ。SSDも安くなってきていますから、これより記憶容量が大きいものも今はあるでしょう。
けど、NECや富士通にコレが作れる?ユーザーの声に負けてアレもコレも付けて価格が上がっちゃうんじゃない?
目新しい物のように報じてますが、発想自体は昔からあったものです。
そう。東芝が1996年に発売した「Libretto」です。私も初期タイプのLibretto 70(TFT6.1型ディスプレイ+MMXペンディアム120MHz)を持っています。まぁ、価格は15万円くらいしましたが・・・当時の技術と価格帯じゃしょうがないでしょう。
で、このLibrettoも代を重ねるごとに肥大化していったのですね。
基本的にメーカー製PCを使う人って、不便を声高々に発するでしょう?それにメーカーも応えちゃうじゃない。だから、NECや富士通が参入しても長続きしないと思うなぁ。
資本力と開発力で市場を引っ掻き回して(価格競争に先行中小メーカーを巻き込んで)、続けられなくなって撤退・・・ってのは辞めて欲しいなぁ。そもそも、こういうPCを使う人間が大手メーカーの製品に魅力を感じるとは思えないんだけど。。。思えないから価格勝負=メーカーの体力勝負・・・に持ち込まれるのがイヤな訳で。