しんいちろ~の こころのそこには ♪ ・・・ゆあさひろみ
今週もやってきました、true tearsです。クライマックスに向かって突っ走る第11話になります。この番組の直前に放送されていたH2O(テレ玉)がシリーズ12話で、一足先に最終回を迎えましたが、こちらは今回を含めてあと3話になります。
ところで・・・、実はこのアニメ、富山が舞台なのですが、当の富山県で放送されていなかったのです。ところが、「富山県を舞台に、リアルに表現した青春恋愛がモチーフのいいアニメがあると評判になっている。なのに富山で放送されていないのはなぜだ」と県会議員の奥サマがご主人に詰め寄ったところ、ご主人が放送局を動かして、
この春から放映される事になったのだと。
議員さんを動かしてまで放送されるアニメってのも珍しいんじゃないでしょうか。ドラマ性も下手な実写ドラマよりも巧く描かれていますしね。子供が「見ても差し支えない」ではなく、もっと積極的に子供に「見て欲しい」アニメ、という認識でいいんでしょうか。。。いいんでしょうねぇ^^;
さて。今更になって気が付いたのですが、涙がモチーフになっているだけあって「目の描き方」に細心の注意をはらって描かれていますね。
ここのBlogでは私が比呂美派なので、そして今回は比呂美の魅せどころでしたので比呂美が中心(というか、それしかないw)ですが。ちょっと多目にキャプって挙げてみました。
↑ は一番上から「メガネっ娘」の比呂美。スタッフ・・・
GJ(^-^)ノ
ドキュンとど真ん中ストレートにキました。
で、その下から右に向けて・・・比呂美が眞一郎に、初めてのキス(つw;)
眞一郎母からの嫌がらせで「好きになっちゃいけない人」と気持ちを抑えていただけに、その枷が無くなってから積極的にアプローチをしているのは比呂美の方ですね。
この辺り、名塚さん(比呂美のCV)の演技もいいのですけれど、目の動き・大きさ・ハイライトの入り具合など絵柄の方もクォリティが高いです。このあとにも、今回の「目の描写」を何点か挙げますが・・・絶妙です。実写じゃできないですね。
それともうひとつ。
放映前からスタッフBlogに書かれていましたが、「比呂美のバスケットシーン」の描写がスゴイです。実際に社会人女子リーグに取材をして、リアルな動画から絵柄を起こしているようです。
かなりハードですからね、バスケットって。スポ根系のバスケットアニメでもここまでやらないんじゃないかなぁ。
乃絵の兄・純と付き合ってる比呂美に対して、ロコツなファールをやったり。で、その場面もちゃんと描いているし。
それにしても、よく転びます>比呂美
そして、脱がされます(爆
みたび?の「お風呂上り」です。まぁそれは置いておいて。妙に生活感が高いんですよね。それだけリアルに描いているという事なのでしょうが。
実写ドラマだと「こんなトコには住んでない(住めない)ダロ」って描写が多いんですが、このアニメはちゃんと描ききっていますね。だって、女子高生の一人暮らしじゃ、
こんなもんでしょ。元々居候の身でいたんだから、殺風景なのもありえるでしょ?下着類を部屋の中に干すとかまで、ちゃんと描いていますし、これがある事で生活感が非常に高まっています。
もっとも、人目が無いからといって ← は・・・百年の恋も冷めますがな。。。(><;)
足が器用な事は認めますが・・・もしかして、これがリアルな自分の部屋にいる女子高生の姿なのか?そうなのか!?(w
なんか、「あるあるっ!」って言っていそうな女子高生がホンマに居そうなんですが・・・幻想を持ちすぎですかねぇ^^;
まぁ・・・こんな姿も「可愛い」と思ってしまうのも事実ではあるのですが。。。でも、風呂上りでブラするの?比呂美ちゃん。
まぁ、寝る時でもした方がボディラインは崩れないらしいですけど。でも、 ← リアルですよねぇ・・・ってか、「生々しい」?
以前、バイク事故の時に眞一郎母に着替えさせられた時は濃紺でしたけど、やっぱり普段は白ですか。ミドルティーンっぽくっていいと思いますけど・・・マジ、生々しいね(w
で、こちらがその後。パジャマにカーディガン+「メガネ」です。朋子から電話がかかってきて・・・お風呂上りのガリガリくんを食べてました。
あぁ・・・ガリガリくんになりたいっ(><)
と思ったおっきなお友達。あなたは立派な比呂美ストです。さりげなく頭に巻いたタオルからはみ出る後れ毛がイロっぽいですねぇ。
それにしても、「男を連れ込み放題」って・・・お父さんは許しませんよっ!っていっても、冒頭ですでに眞一郎はあがりこんでましたが(w
朋子からの電話が切れた後、すぐに純からも電話が。バスケットの試合での詫びと・・・恋愛ゲームの続きの話。
こういう ↓ 目の表情の変わり方の描写を、今回の最初で書いたんです。明らかに朋代と話をしていた時と違いますものね。声が無くても感情が違うのが解ります。眞一郎にキスする直前(3枚・4コマ目)と全然違うのが解るでしょ。
もちろん、声も違います。声の質を変えずに感情だけ変えていますね。子役から演劇を演ってきて芸歴も長く演技も達者ですから、もっと主役級を演って欲しいです。
さて。上げれば落とすtrue tears。イヂられキャラの比呂美は、こういうスキ( → )を挟まれます(w
眞一郎母から、洗濯物を眞一郎の部屋に持っていくように言われて・・・
まぁ、あの家の構造上「こう描かれる」のは当然なんですが。。。
今回、あと2度ほど「目の演出」が見られました。そのうちのひとつが ↓ です。
純に「恋人ごっこ」を辞めると告げるシーン。サブタイトルの「あなたが好きなのは私じゃない」は、このシーン(右下のコマ)の科白でした。
比呂美の「芯の強さ」がよく現れている表情だと思います。純もツメが甘いよねぇ。あれだけバスケの試合でロコツなファールを喰らっても挫けない娘だって、見ていたのにねぇ。
もうひとつ、そして最後が → のシーン。
「乃絵が家に戻っていない」と純から連絡があり、「眞一郎に伝えてくれ」と頼まれた時が上。ある意味、眞一郎との事で乃絵に嫉妬していた比呂美の心境を、端的に・科白なく巧く表現しています。
対して、眞一郎に其の伝言を伝え、眞一郎が慌てる様子を電話越しに聞いて(下)・・・
私は、「殺意に近いくらいの憎悪」を感じたのですが。科白、無いんですよね。まさに「絵で魅せてる」シーン。
こういう事ができるアニメ製作会社って、いまは無いんじゃないかなぁ。ちょっと前の京アニ(京都アニメーション)がそうだったけど。。。
さて、毎度の事ながら「ココで引くんかぃ」ってところで引いてくれました。また一週間が長くなったぢゃないですか。残り2回、ほぼ比呂美ルートで決まりでしょうけど・・・このままじゃ、乃絵が救われない?けど。。。切ないアニメでもいいのかなぁ。
追記
今回は大量13枚29コマのキャプチャとなりました。もしかして記録かも。。。しかも、ほぼ比呂美オンリー。