フィルム時代に永らく「標準」と言われていた
50mm F1.4が、PIE2008に於いてSIGMAからレンズ内モーター仕様として参考出品されました。
ただ・・・噂によると「デカい」らしいです。HSM(ハイパー・ソニック・モーター)でIF(インナーフォーカス)の9枚絞り羽根ってギミック満載なおかげで?かなり大柄になってるみたいです。SIGMAはDX(デジタル専用)で30mm F1.4を販売していますが、これより一回り大きいとか。
幾らくらいになるんでしょう。Nikonの純正は旧式のAiAF-Dタイプで定価38,000円(実売30,000円弱)、Canonの純正が定価55,500円(実売40,000円前後)、Pentaxはフィルム時代のFAレンズが定価33,000円(実売25,000円前後)に新しい43mm F1.9Limitedが定価72,500円(実売5~6万円)というところ。
30mm F1.4EX DCが定価55,000円で実売4万弱~5万弱円でフルサイズ対応の28mm F1.8EX DGが定価50,000円で実売3.5万~4万強。この辺りの価格帯でしょうか。
う~ん。NikonユーザーでD40系ボディを使っている人には手を出したくなるレンズでしょうが、それ以外の人には。。。純正がありますからねぇ。CanonとPentaxの43mmは高価ですけど、Canonは50mm F1.8が「定価で」10,000円割れのレンズですし、PentaxもFA50mmなら実売20,000円台ですし。
大きさも、D40系に着けるには少々大きすぎるような。小さく・軽く・高性能が標準だと思うのですけどねぇ。
スペック厨が喜ぶような「高解像」なんですかねぇ。「標準」でそんなことやっちゃうと、レンズシステムが破綻すると思うのだけれど。9枚羽根なんて要らんでしょうに。
標準にNFD50mm F1.2LやAi Noct-Nikkor 58mm F1.2みたいなスペックを求めないで欲しいですねぇ。これらが特殊なんであって、普通の50mm F1.4はあくまでも「標準」なんだから。