EOSシリーズのEOS-1Ds MarkⅢとEOS 40Dが発表されました。
1Dsでは、ついに20Mピクセル超えです。5,616×3,774という事は、300dpi出力で約47.5cm×32cmですか。トリミングしても半切は余裕ですなぁ。縁付きのB3(515×364)ってトコですか。
Creative系広告カメラマンならこれでも足りないかもしれないですけど、普通の人(職業カメラマンでも)にはココまで要るんですかねぇ。RAWで1枚25MBのデータ量って・・・1GBのカードで40枚前後ですかぃ。高速&大容量のメディアを使う事が前提ですね。もしくはPC直結でHDD保存か。
ひとつ気になったのは、いくらフルサイズCMOSだからといって0.8倍を切ってるファインダーはもう少し何とかならないんですかねぇ。このクラスのカメラだったら、少々武骨になってもいいからファインダーを大きくして欲しいもんですけど。まぁ、購入「できない」人の意見なんて、何の意味も無い事は解ってるんですが。
フィルムカメラの名機F-1・NewF-1やNikonのF2・F3、PentaxのLX等を使ってた人にとっては、今のデジカメのファインダーは見づらいことこの上ないんですけど。50万円払ってこの程度かよ、って感じるのは私だけですかねぇ。
もう片方のEOS 40Dは1010万画素のAPS-CサイズCMOSを使った上級汎用機です。普通の商業カメラマンは、このクラスでじゅうぶんでしょう。NikonのD200の後継モデルは、おそらくこれに併せてくるのでしょう。実売150,000円弱くらいになるのかな?Yodobashi.comで148,000円の表示がされてますね。Nikonの現行ラインアップと比較すると、D80の上でD200のちょい下という価格設定になります。
気になるスペックですが、写りの差以外だと速度面しか・・・。6.5コマ/秒の連射速度程度しか目が行かないんですけど。。。もっと14bit A/D変換とか前面に押し出せばいいのにねぇ。30Dからの乗り換えならじゅうぶん以上の価値はあると思いますが、D200と比べてどうなんでしょう。まぁ、描写は間違いなく上がってる(D200は05年12月発売)と思いますが・・・。
APS-Cサイズとはいえ、0.95倍のファインダーはいいですね。私はNikonのD70とD80を併用していますが、一番の差はこのファインダーだと思っています。ファインダーの見易さ=写真の撮りやすさ、だと思うんですけど。。。
背面の3.0型モニタとか、D200の後継機に見習って欲しい部分はありますが・・・。