毛利元就の「三本の矢」ではないですが・・・
個人戦でことごとく苦渋をなめさせられた競技で、日本の団体戦が健闘・リベンジしました。
まずは水泳。
メドレーリレー、ごめんなさい。上位にミスがあれば?とんでもない。
実力でもぎ取りました。女子が銅メダル、それに続いた男子は銀メダル。アンカーの自由形が弱い日本リレー陣、そこまでの3泳で貯金を作って粘りこみ、堂々の銅&銀メダル。
確かに金メダルは不在でしたが、欧米&オセアニアに真っ向から挑んでのメダル量産。お疲れさまでした。
お次はフェンシング。世界に通用する「ICE BOX」(w
準決勝、エース太田が前半で逆転される苦しいラストゲーム。そこからラスト30秒で追いつき、サドンデスで勝ち取るエンターテイメント。
遠く離れた日本で観ていても、思わず握りこぶしを握ってしまいました。
バドミントン女子ダブルスも脅威の粘り。
第1セットで力の差を見せ付けられたものの、第2セットで執念の粘り。3度のマッチポイントを粘って凌いだ姿に、目が肥えているロンドンっ子もスタンディングオベーション。
無気力試合であきれさせたバドミントンの汚名を削いだのは、この日本女子ペアでしょう。
卓球女子団体もメダル確定。あとは、今晩の決勝で金か銀か。
日本の中心は、若い福原&石川。明日の決勝だけじゃなく、その先4年後のリオまで見える活躍です。
そして、女子団体の銅メダルで口火を切ったアーチェリー。
男子個人で、古川がアテネの山本先生以来となる銀メダル。
さらに体操の内村。
体操に芸術点があれば、おそらく金メダルは内村だろう。「綺麗な体操」を目指した日本の男女体操が目指した結果の、価値ある銀メダル。
最後は、オリンピック後半戦のメインとなる陸上競技。
37歳の日本が誇る世界の鉄人、いまだ健在の銅メダル獲得。
確かに、金メダルは2個と不振でしたが、がんばってるよ日本!