小型スピードライトで普段使っているのは、SUNPAKのPZ5000AFというものです。1999年に発売されたものですが・・・Blogで日記って書いておくものですねぇ。購入した日をBlogに書いていました(w
一昨年(06年)の12月に購入したようです。そこでも書かれていますが、デジタルカメラ未対応なんですね。まぁ、私は基本的にM調光で「指定したとおりの光量を発してくれれば問題ない」ので、これでじゅうぶんなのですが。外部電源(古くは積層電池、現状ではニッカドやニッケル水素電池。それにACアダプタ)が使え、GN30(ISO100/28mm照射角時)の光量を発するスピードライトになります。
で・・・突然こんな話題を振ったのは。。。
このGN(ガイドナンバー)という出力表記の方法なんです。比較しづらいんですよ。なんで?と思うかもしれませんが、このGNという数値は「ISO感度と照射角で変動する」んですね。で、それの基準がないのですよ。
例えば、CANONの
スピードライト580EX Ⅱは、最大GN58と書かれています。ISO表示はされていますが、照射角が書かれていないんですね。NIKONの今度出る
SB-900はGN34(ISO100/照射角35mm)です。これにはズーム機能が付いていて、17mm~135mmまでをカバーします。さて・・・135mmにした時、SB-900のGNはいくつくらいになるでしょう。ちなみに、私のこのPZ5000AFはISO100/照射角135mm時でGN54です。
古いモデルはねぇ・・・オート機能がないモデルは基本的にISO100/照射角35mm時という基準だったのですよ。それから後、オート機能が付き更にズーム機能が付いて、数字が比較しづらくなってしまったのですね。ワイド(広角)に対応させれば点光源の光を拡散させるわけですから、光量は少なくなりGNの数値は下がります。望遠に対応させれば逆に集光させるわけですから、GNの数値は大きくなります。
業界の人・・・基準の数値を、ISO100/照射角35mm時でいいですからカタログに記載してくれませんかねぇ。デジタルはフィルム時代より高感度撮影が得意になって、そうそうフル発光させる機会は多くないと思うのですよ。ただ、機材としての限界は知っておくべきだと思うのですね。じゃないと、数少ないイザという時に失敗してしまいますから。
NikonのD700に併せて発売される新スピードライトのSB-900のスペックで少々気になったものですから、こんなログになりました。580EX ⅡでISO100/照射角35mm時でGN35~6くらいかしら?クリップオンタイプで単三電池4本使用だと、このあたりが限度だと思うのですが。