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by おキヌちゃん
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一眼レフの終着駅
一眼レフの終着駅_b0105512_18513624.jpg
私が使っていた(すでに過去形・・・)のはCanon NewF-1です。1981年から発売され、時代がAFになっても生産されつづけた名機の1台ですね。
一眼レフの終着駅_b0105512_18552553.jpg← こういう角度からファインダを見る機会というのも、所有者くらい(あとは中古カメラ店の店員くらい)でしょう。
高級機は視野率100%ってよく言われますけど、このNewF-1のアイレベルファインダは視野率97%ですよ。同時期のPentax LXも縦98%・横95%と100%ではないです。NikonのF一桁は伝統的に100%視野率を売りにしていますが・・・。他社はフラッグシップでもこんなもんです。
AF世代のカメラと一番違うのがファインダ倍率ですね。F~F3までのNikonとNewF-1は0.8倍、LXのアイレベル(FA-1)に至っては0.9倍!?という高倍率です。ちなみに、現行MFフィルムカメラであるFM-10は視野率92%・倍率0.84倍です。で、F6はというと、視野率は100%ですが倍率は0.74倍という小ささ。デジタルのD3に至っては、0.7倍という「おもちゃみたいな小ささ」(倍率はNikon一桁伝統の100%ですが)です。40万↑ のプライスをつけるカメラなら、もう少しどうにかして欲しいもんですが。。。(w一眼レフの終着駅_b0105512_19312015.jpg
これと同様にAFカメラと違うのが、ピントグラスです。→ のような光景もあまり見る機会は無いでしょう。ペンタ部を交換できるタイプの最後はNikonのF4でしたか。
ピントグラスは「すりガラス」で、透明感が高いほどクリアに明るく見えます。が、ピントが「合って見えてしまう」ので・・・。なぜって、透明な普通のガラスを通して外の風景を見ても、ピントがボケて見えないでしょう?明るくクリアなピントグラスって事は、そういう事ですから。これのデキの良さは、PentaxのLXが最高ですね。明るいのにピントのヤマが掴みやすいという、相反する事象を高レベルで達成しています。次点がNewF-1で、これはファインダ倍率の差です。デジタルで写真を始めて「単焦点」って五月蝿い人。一度LXやNewF-1のファインダを覗いてみれ。1ロールも撮ってみれば、デジイチのファインダで単焦点を使う「使いづらさ」が身に染みるから。
一眼レフの終着駅_b0105512_20531885.jpg
AF(自分の目で「最初から」ピントをあわせるのではない)とズーム(明るいもので口径比1:2.8)が前提のファインダ&ピントグラスですので、そもそも「大口径単焦点(暗いもので口径比1:2)」に向いてないのですよ。商売人は文句を言いませんよ、そりゃ。「必要だから」「理解っていて」使う訳ですから。でも、アマチュアから不満の声が出ないのはなんででしょうねぇ。D3くらいはピントグラスを交換式にしても良さそうなもんですけど・・・。
by okinuchan | 2008-06-27 20:13 | カメラ
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