ニューレーベルですよねぇ?とりあえず7冊刊行で、来月に3作挙がっています。
その中で手に取ったのがコレ。わかつきひかる・著/巻田佳春・画で「ふたかた」です。
著者のわかつきひかるさんは、フランス書院でジュブナイルポルノ(ライトノベルでキスから先を描く小説)を書かれている方で、真っ更な新人さんではないようです。そっちも読んでみたいなぁ(w
ストーリーは、弟の身体に事故で亡くなった双子の姉が憑依して、学校でドタバタする・・・う~ん。読んでみてくださいな( ←投げやり><
結構おもしろかったですよ。設定自体はありきたりっぽくもあるんですが、ポルノから入っているだけあって着替えの描写だとかが色っぽい・・・というか、生々しいです。直接的な描写がない分、想像力(妄想力?w)をかきたてられます^^;
男の子が女性の下着を着けた時の様子とか、その状態で弟の人格に入れ替わった時の描写とか。あくまでライトノベルの範疇でやってるところは巧いです。
ラブコメ要素の中にミステリっぽく事故の加害者の女装状態で会いに行ったり、姉が憧れていた男の子を捜したり。詰め込みすぎかな?と思えるくらいですが、ゲーム感覚・・・キネ本のノベライズみたいな感覚で読む事ができました。
ただ、これ続編が描けるかな?という心配も。読みたい事は読みたいですが、そのままだと詰め込みすぎている分ありきたりな続編になっちゃいそうな。。。キャラが建っていて面白い事は面白いんですけどね。
あとは、レーベルがどこまで充実していくかですかねぇ。