Blogの更新をしようにも、世の中「暗いニュース」ばかりで・・・。
で、ちょいと写真ネタで家の中でできる事をば。タイトルどおり「複写」です。一番基本的で単純な事ですね。
四角い受光素子に、四角い紙を正確に四角く写し取る・・・と、言葉にすると非常に簡単なんですけど、これがまた難しいんです。
← はタブロイド紙(408×273mm ・一般紙の半分)サイズですので、50mmとクリップオンのスピードライトを使って反対側は白レフで起こしました。本当はちゃんと露出計を使って、均一に光をまわさないといけないのですが・・・。これでだいたい当たってたみたいです。
写し取ったのが → です。ちょっと右肩下がりに傾いていました。それ以外はほぼヒットでしたよ、今回は。いつもはちゃんと並行になっていなくて、どこかしらに必ず歪みができるのですが(って、自慢にならないw)。デジタルだと、一発で解っちゃいますからねぇ・・・修正も容易ですが^^;ゞ
で、これを修正して縁を取り除き縦に起こしたのが ↓ のこれ(クリックすると655×960Pixになります)です。
最初の写真を見ればわかるように、たいしたセットを組んでいる訳じゃないでしょう?大きくなれば2灯以上を使って左右から光を当てるセットになりますが、タブロイドくらいのサイズなら単灯でもできます。もっとも、A4以下ならスキャナ(最近のプリンタはスキャナとの複合機なので)を使ったほうが楽ですけど。
蛇足ですが、一番最初の写真(セットの写真)は部屋の灯りではなく、天井に250Wのアイランプを灯しています。それでISO800・1/15・f5.6のデータですね。当然(と自慢できないですが)私の部屋の照明はそこまで出力がありません(60Wの蛍光灯がツインのシェードタイプです)から、場の灯りだけで写真を撮る事はできません。
F2.8の大口径ズームを使えばISO400・1/30で撮れますが、カメラにピントを合わせたら壁の被写体までピントは合いませんから。。。写真を撮るなら部屋を明るくしろ、という意味が解っていただけるでしょうか。