今更ながら?にハマりました。
電撃文庫・刊 鎌池和馬・著 灰村キヨタカ・イラスト で今月に第15巻が発売されました。
舞台は、現代だけど超能力(不思議)が科学で解析された世界。そのエリートを集めた学園都市で起こる超能力とは別の体系を持つ魔術(オカルト)とのドタバタです。
魔術側の禁書をすべて脳に記憶させた「インデックス」という少女を、超能力側の落ちこぼれなのに「それが異能の力であるなら、神様の奇跡でも無効化する」幻想殺し(イマジン・ブレーカー)の能力を持つ上条当馬が拾ったところから始まります。
ようやく第2巻のクライマックスですが・・・いぁ、ドップリとハマりました。肉弾戦をやるバイオレンスなテイストが入っているにも関わらず、どうもイマイチ現実感がないのは、超能力とか魔術とかってモノを使って戦っているからでしょうか。さらに保護対象のインデックスが、まさに「天然」で。。。ありきたりな設定なのに引き込まれるのは、キャラが立ってるからですかねぇ。
さらに、第1巻で(少々ネタバレになります)主人公の上条当馬くんが「記憶喪失」になってしまうのですね。これを周囲に知られないように第2巻以降は行動するのですが・・・。しかもこの主人公、「フラグ・ビルダー」なんですわ。あっちこっちでフラグを立てまくって、それでいてニブチンという普通と男女が逆なのが目新しいです。
本編15巻に番外編が1巻ですから、しばらくはこのシリーズで済むでしょう。それが済んだらシゴフミと狼と香辛料かな。