デジタル一眼人気にかげり? 買いたいカメラ1位はコンパクトデジカメ
育児関連情報を集めるサイト「こそだて」を運営するブライト・ウェイは11日、同サイト上で実施したカメラ、ビデオに関するアンケート結果を発表した。これによると、「これからカメラを買うとしたら?」の質問で最も多かったのは、「手軽に使える手頃なサイズのデジカメ」(57%)という結果になった。
同調査は2004年より実施され、今回で5回目となるが、今後買いたいカメラの項目はデジタル一眼レフカメラが過去4年間連続で1位を獲得していた。常に50%以上の指示を受けていた「少々高価でも高画質なデジタル一眼レフカメラ」だが、今年は38%にとどまり、手頃なデジカメに次ぐ2位となっている。なお、3位以下は「カメラ付きの携帯」(2.4%)、「フィルム式のカメラ」(1.1%)、「インスタントカメラ」(0.8%)となっている。
従来、高画質化を強く望まれていたデジタルカメラだが、同調査の「デジカメに求める画質」の項目を見ると、最も多いのが「800万画素」(27.7%)、次いで「500万画素」(23.4%)となっている。近年のコンパクトデジカメは、800万画素クラスのものが主流になり、1,000万画素オーバーのものも珍しくなくなっている。こうしたコンパクトデジカメの高画質化により、デジタル一眼レフカメラを選ぶ明確な理由が薄れた結果、より手軽なものが求められるようになったといえそうだ。
なお、同調査によればデジタルカメラ所有者は83.5%。デジタルビデオカメラも44.6%が所有という結果になり、初めてフィルムカメラ所有者(32.9%)を超えている。
同調査は2007年12月1日から2008年1月8日まで同サイト上に置かれたアンケートフォームにて行ったもの。回答数は男性297人、女性880人の計1177人。回答者の中心年齢は30歳。
(H14小林@RBB 2008年1月11日 16:24)
「伸ばさなきゃこれでいいじゃん」という事が浸透した結果でしょう。汎用の1/2.5サイズ受光素子でも、2L程度の引き伸ばしは600万画素あれば余裕を持って対応できます。多少ノイズが残っていてもピクセル等倍で見るような事が無ければそれほど目立つ物でもないですし、手ブレ補正や顔認識など「コンパクトならでは」の技術(手ブレ補正は一眼にも侵食してきましたがw)
も選択できる機種が多いですし。
状況が悪くなればなるほど機材の差は出てきます。運動会で高速シャッターを切りたいとき、学芸会で十分な光量を得られない時、など。その時のために一眼を持つのもいいでしょう。でも、運動会や学芸会って1年に1度づつですよね。3人兄弟でも最多で年6回。子供が同じ学校なら・・・。
普段撮りの方が絶対的に多いんです、写真を撮る機会って。なら、普段使いやすい道具の方が絶対的に楽なわけで。Nikonがデジカメのシェアを一眼限定でもトップに立ったのは、D40の手軽さ(サイズ・価格・データサイズとも)のおかげでしょう。
目的(撮りたい被写体)があるならデジイチの拡張性はメリットが多いですけど、我が子のスナップ・旅行のスナップなどならコンパクトタイプでも十分以上の能力はあると思いますね、私も。