注目していた女子400Mハードルは、前回勝者のペチョンキナ選手(ロシア)vs前々回勝者のローリンソン選手(オーストラリア)の一騎打ちになりました。これは、コースの差もあるのかなぁ。内側のコースを走ったローリンソン選手は、常にペチョンキナ選手の動きを見ながら走れましたので。そのくらいの差でした。ペチョンキナ選手が最終ハードルを跳んでから差し返しを見せますが、時すでに遅し。ローリンソン選手が53.31で金メダル奪回、ペチョンキナ選手は53.50で2着まででした。
そして、やっぱり面白かった女子ハンマー投げ。な、なんと予選でただ一人74Mスローを見せてトップ通過したプルキリャチッチ選手が上位8人に残れない。1投目、トップに立ったのはスコリモフスカ選手(ポーランド)の73.75M。しかし、2投目のハイドラー選手(ドイツ)が74.76Mのビッグスローでトップに立つ。次いでチョウ選手(中国)が73.11Mで3番手に付ける。しかし、4投目にモレノ選手(キューバ)が74.33Mで逆転2位になるスロー。すかさず5投目にチョウ選手が再々逆転の74.39Mと、着実にトップのハイドラー選手の記録に近づいていく。運命の最終投擲でモレノ選手がビッグスローを見せる・・・が、ハイドラー選手に2cm届かず74.74M。後が無くなったチョウ選手の最終投擲は。。。リキみ過ぎたか。投擲ボックスのフレームに当てるファールでジエンド。
男子のロングジャンプも面白いんだけど・・・どうもフィールド競技はトラック競技に比べてTVの放送時間が短いような気がして。。。
1本目に8.30Mを跳んでプレッシャーをかける前回勝者のフィリップス選手(アメリカ)。が、サラディノ選手(パナマ)が2本目にすかさず8.30Mで並び、さらに3本目に8.46Mと突き放す。4本目を終わって5位だったハウ選手(イタリア)が5本目に8.20Mを跳んで3位にジャンプアップ。そして運命の最終跳躍。まず、ルカシェビッチ選手(ウクライナ)が8.25Mを跳んで3位に上がる。4位に下がったハウ選手が、なんと8.47Mの大ジャンプでトップに踊り出る。これで上位3名が決まり、あとはメダルの色。3位のフィリップス選手は記録が伸びず3位確定。そして最終跳躍者のサラディノ選手が・・・8.57Mのビッグジャンプ。逆転、
逆転、
大逆転の大どんでん返しっ!
いぁ~、半日でも燃えたぜっ、大阪っ!