菊地秀行氏のバンパイアハンターDやエイリアンシリーズ、笹本祐一氏のARIAL、高千穂遙氏のクラッシャージョウ、夢枕獏氏のキマイラシリーズ、などを代表作とし、ライトノベルのパイオニアとして業界をリードしてきた朝日ソノラマ社が、営業を停止し朝日新聞社に吸収される事となりました。
高校時代(ン十年前ですw)に、これと集英社の「コバルト文庫」(←当時は氷室冴子さんや新井素子さん、藤本ひとみさんなどが活躍してました)を読みふけっていましたねぇ。
最初に読んだのは笹本氏の「妖精作戦」だったかな。これは良く覚えています。SF&ファンタジーに足を踏み入れるキッカケになった作品ですから。
片方でスペオペ(スペースオペラ)をやって宇宙戦闘機とか超能力とかがバンバン出てるのに、主人公やその友達は普通の高校生で解体屋から寄せ集めたバイク(カワサキのH2・750SSやホンダのCB750Kなど少々マニアックな)を乗り回すという破天荒さに惹かれました。
ちょっと悲しいラスト(シリーズ4作目のラスト)が、せつなさを思い起こさせてくれました。これを読まなかったら、次のARIALは読まなかっただろうなぁ。
菊地秀行氏を知ったのも、この文庫からですねぇ。Dよりもエイリアンシリーズが好きでした。
米軍よりも最新鋭の装備で、ちょっと(かなり?)Hな高校生トレジャーハンターの八頭大くんが宝捜し?というか。。。ハードボイルドにしたいくせに美人でグラマーな女性には鼻のしたを伸ばして三枚目に成り下がる辺りなんてねぇ。ドキドキ・ワクワクの合間に抱腹絶倒がリミックスされていて(w
銃などの軍用品を調べるキッカケになったのがエイリアンシリーズでしたねぇ。CZ75とかHK-MP5とかって、知ったのはこの作品でした。
時代の流れ・・・と言われればしょうがないですが。朝日ソノラマが無くなっても、その果たした功績は無くならないですから。ここがなかったら、果たして私はここまで本を読んでいたかなぁ。読んでないだろうなぁ。
閑話休題
昨日の写真をきちんと加工してみました。むぅ・・・ここまでやればコンデジ要らないような。。。