2クール半年に渡って放送されたモーレツ宇宙海賊が最終回。
いゃ~、久々に面白いアニメーションを観させてもらいました。イッツ、エンターテイメント。コレだよ、コレ。かわいい女の子の絵柄と出てくる数に惑わされちゃいけない。
ガチ、です。ガチのスペオペ(スペースオペラ)です。ハチャメチャだけど、いいんです・・・アニメだから。日本のアニメは、こぅでなくっちゃ(w
開始当初は評判が悪かったももいろクローバーZの歌うOP&EDテーマソングも、半年ブッ続けで聞いていると馴染んできたから不思議。ちゃんとストーリーのテーマに沿ってる内容の歌詞だしね。
アニメソングは、こうでなくっちゃ。最近は1クール物が多く、期をまたぐものでも期ごとに曲を変えることが多い(主に大人の事情?w)けど、やっぱりOP&EDは「テーマソング」なわけで、それを変えなかったってのは徹頭徹尾テーマを貫いたって事なんでしょうね。実際、そうだったし。
ただの女子高生だった加藤茉利香が、ある日突然「あなたは海賊船の船長の娘で、その船長が亡くなったの。あなたが海賊を継いでくれなきゃ、私たちは路頭に迷っちゃう」って言われて、海賊船の船長に就任。
かといって、スグに何でもできるわけじゃなく・・・見習い船長から一歩一歩スーパースタッフに支えられながら自分の足で立って自分の道を探していく、という成長の物語。
のハズなんだけど、そこがエンターテイメント。いゃ、茉利香はあくまでフツーの女子高生なんだけど、周囲や出来事のハチャメチャっぷりがエンターテイメント。
宇宙に出たんだから、初めての事なんだから、相手が相手なんだから、、、想定外なんて当たり前。突拍子も無い事に出くわしたら、突拍子もない反撃をする。どっかの国のどっかの総理や電力企業は、これを観ろ!と言いたい(爆
東京地区の放送時間は土曜日深夜(日曜日未明)で、週の最後の深夜に腹を抱えて笑わせてもらいました。いゃ、マジで。
だから、こういうのを放送している局のスタッフが思わず呟いちゃう気持ち、理解るなぁ。ソレに対して、
局から詫びが発信されましたが・・・MX、アニメに力を入れてるからねぇ。
このアニメが本物(のエンターテイメント)だって理由。
だって、狙ってないんだもの。売れるか売れないかは二の次三の次で、スタッフ・・・原作者からキャストの声優さんまで、構成・作画・音響もろもろ作り上げるのに関わったすべての人・・・が「ヤりたいからヤる」ってのが、観ているだけで伝わってくるんだもの。観る人がどう観るか、じゃなく「俺たちが観ようとしてるモノを一緒に観ようゼ!」ってのが伝わってくるから、引き込まれて面白く感じるのね。
「こんな面白い事をやってますよ~」ってのが無い。無いのに、引き込まれて面白く感じるんだから、だから本物。理解りやすい本物の見分け方を、忠実に具現化したのがこのアニメ。
ところで、エンドカードで劇場版の告知っぽいモノが流れましたけど・・・劇場版、ヤるのか?観たいぞ~。ヤるなら、超大作の2時間半くらいのヤツがいいな~(核爆
スタッフさん、チンでください(^^v
いゃ、2時間半くらいなら飽きないって、このアニメなら。