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by おキヌちゃん
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週末のレースの感想は、イスパーン賞
土日で5つのG1レースがありましたが、印象に残ったのはイスパーン賞。

昨年末のチャンピオンSでようやくG1に届いた Cirrus Des Aigles は、今年になってドバイSC~ガネイ賞とG1を3連勝。今、一番調子がいい古馬でしょう。
対するは、昨年の仏クラシックホース三頭。二冠牝馬の Golden Lilac に、ダービー(ジョッケクルブ)馬 Reliable Man と2000ギニー(プーラン)馬 Tin Horse。これに、昨年のガネイ賞馬 Planteur を加え、出走馬8頭中G1馬が5頭という豪華メンバー。
距離が、中距離ともマイルともいえない1850Mのイスパーン賞とあって、混戦は必至。

レースは、昨年夏からの休養明けになった Golden Lilac が、スタート直後ののぼりではハナを切る。抑えが利かないところに、外から馬なりで Cirrus Des Aigles が交わして逃げに入る。これで落ち着いてしまったのが Golden Lilac。3番手の内で折り合いがついてしまう。
グランピスト(大外回り)坂の頂上からフォルス・ストレートにかけての下りにかけて、軽快に飛ばす Cirrus Des Aigles。その脚色は、直線に入っても衰えない。が・・・

直線半ばで、とてつもない切れ味を発揮したのが、スタート直後に暴走してしまった Golden Lilac。
日本の競馬で牝馬が牡馬を一瞬のスパートで交わして勝利した時に「牝馬特有の切れ味」と称する事があるけど、それを日本より深いロンシャンのコースで再現する。
Cirrus Des Aigles の脚色が鈍ったワケではない。それは、大外を回して飛んできた Planteur が届かなかった事で証明されている。まさに一瞬の切れ。

Goldikova や Manduro のように距離に融通が利くマイラーでも勝てるし、Falbrav や Croco Rouge のように中距離馬でも勝てる1850Mのイスパーン賞は、こういう事が起きるので面白い。
ただ、Cirrus Des Aigles には少々距離が足りなかったかな?この馬、ロンシャンなら2400Mでも大丈夫かと思うが・・・セン馬ゆえ凱旋門賞の出走資格が無い。今年は、アメリカのブリダーズカップがサンタアニタ競馬場なので、BCターフに行けば面白いかと思う。

対照的に、パッとしなかったのが牡馬クラシック組み。Tin Horse 6着、Reliable Man は7着ブービーに沈む。
まぁ、勝ち馬から4馬身ほどでゴールしてるので、夏に向けて調子は上がってくると思うが・・・。


さて。
今週末は英・仏でダービーウィーク。注目のエプソムダービーは、Camelot が2倍を割るオッズ。2番人気は、ダンテSを勝った Bonfire で5倍前後。
これにダービートライアルS勝ちの Main Sequence、ディーSで11馬身ブッ千切った Astrology と続く。
by okinuchan | 2012-05-29 03:46 | 競馬
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