「すし検定」、来春実施へ=外国人向け職人認定制度も
私は江戸っ子・・・まだ三代目ですが・・・で、江戸前寿司はよく食べる(廻ってたりお持ち帰りだったりはしますが)と思いますけど。。。お茶をこちらから「あがり」と言った事は無いなぁ。そもそも、「会計前、食後のお茶」を寿司職人(店)側の符丁として「あがり」というのであって、食事中に「あがり、下さい」って客が言ったら「もうオーダーストップでこれ以上注文しませんよ」って事だよ?
醤油を「むらさき」、山葵を「なみだ」・・・んな事を言う客は(少なくとも江戸前寿司のすし屋では)「お登りさん」だじぇぃ。ツウぶって穴子を塩でとか・・・ツメで店のレベルが理解るってのに、ナニが塩だぃ。本来は「ヅケ」「〆」「ツメ」で喰うのが江戸前、世界最速のファーストフード(客が注文してから客の口に入るまでの時間の速さ)なんだから、そもそも「醤油なんて使わない」のが江戸前寿司の姿なんですけどねぇ。
1回注文して2つ(江戸前で一貫は二つ組)なのは、本来「にぎり」は「おにぎり」でこれをひとくちで口に入れるサイズにする為に二つに分けたのがその姿なんですけどねぇ。穴子一本をはじめ、大阪のパチもんが真似して変な方に「豪華」にしたつもりになって、舎利をネタで巻いたりしてひとくちじゃ口に入らないサイズにして。。。んなもん、短気な江戸っ子が喰うかいって。デカけりゃいいってもんじゃないのよ。
「〇〇握ってくれ」って言って注文して「ヘィ、お待ち」と出された職人の手と注文した客の手が触れるくらいの速度で口に入れるのが「江戸前寿司」なんだよ。難しい事は要らないの。
まさか・・・会計する時に「おあいそください」とか言ってないよな?ゴーマンだぜ、それ。「あがり」「おあいそ」は店側が謙って使う言葉であって、客が発しちゃイカンよ~。