グランプリ牝馬・ダイワスカーレットやダービー馬・ディープスカイの父として、そして無敗の皐月賞馬として名を馳せたアグネスタキオンが22日に永眠しました。死因は調査中との事。
追記
死因は急性心不全だったようです。
00年12月のデビュー戦を勝利し、返す刀で重賞・ラジオたんぱ杯を勝利。この時の2着馬が後のダービー馬・ジャングルポケット、3着馬が後のNHKマイルC&JCD馬・クロフネだった事はあまりに有名でしょう。
ダービーへ向けての年明け初戦は弥生賞。この時の4着馬が後の菊花賞&有馬記念&天皇賞馬・マンハッタンカフェ。そして、三冠ロード第一弾で無敗の皐月賞馬に輝いたアグネスタキオンは、ダービーへ向けた調教中に屈腱炎を発症してそのまま引退。その名のとおり「超光速」で駆け抜けて競走馬生命を種牡馬競争へと変え、そしてその種牡馬としての生命も超光速で駆け抜けてしまいました。
父・サンデーサイレンス(米二冠)、母・アグネスフローラ(桜花賞馬)。兄にダービー馬・アグネスフライト。
代表産駒:ダイワスカーレット(桜花賞・有馬記念)・ディープスカイ(ダービー・NHKマイルC)・ロジック(NHKマイルC)など。
残した世代は8世代でも、その密度は過去の一流種牡馬に引けはとらないでしょう。お疲れさまでしたとしか言葉が出てこないです。